Train Of thought – 宇佐美雅浩

私は、2月22日永田町の議員会館で鈴木宗男議員を撮影中、彼の携帯電話の
ベルが鳴った。
彼は、その電話を切ると「よかった。ロシアはウクライナを攻撃しない。」
と言って喜んでいた。その場にいた私も含めた周りの人々もホッと胸を撫で下ろした。
しかし、数日後ロシアは攻撃を始めた。
彼の政治筋からの情報は間違っていた。

私は、3月20日新宿駅の南口で日本に住むウクライナ人たちのデモを撮影した。
彼らは、現地の親族と常に連絡を取り状況を確認し壮絶な状況をアップデートし
その状況を街頭で伝えていた。
ネットが繋がり政府や大手メディアからの加工された情報でなく、個人でも正しい
情報を得ることができる。

その後、西側諸国の情報とロシア、中国などの大手メディアの情報は異なる展開を見せているようだ。

今も、昔も政府からの情報が正しいと思っていたらそれは間違いだ。
それは、長い歴史が証明している。
私は言いたいのは、常に動いて正しい情報を得て、
真実は何かということを判断し、それをもとに考え行動しようということだ。

私は、写真家として、美術作家として、世界中の人々に正しい情報を伝え、それを持って戦争をするべきかそうでないかを判断してもらいたい。
ミサイル発射しても問題は解決しない、憎しみの連鎖が生まれるだけだ。
正しい情報をロシアに発信し、彼らに正しい行動を行ってほしい。
情報統制があるが市民の一部や、海外にいるロシア人は必ずリアルな情報を
知り、個人的にSNSで共有しているはずである。

広島の人々の過去の経験と平和の叫びは、ロシアの人々の元へ届き核兵器抑止になると思い、
共に戦争反対!No more Hiroshima!と叫びたい。

写真家 宇佐美雅浩

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