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このカテゴリを見る特別対談”FIGHT WAR NOT WARS”
2022年2月24日にロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始して40日あまりが過ぎた。(4月15日現在)各地で激しい戦闘が繰り広げられる中、チェルノブイリ原発を制圧、現在稼働中のザポリージャ原子力発電所周辺を攻撃~占領するなど一つ間違えば大惨事になり兼ねない攻撃でウクライナを攻めているロシアに対して、世界中からロシアに向けて非難が集まり、経済制裁を中心とした動きが加速している。
そして世界中の人々からロシアへ反戦のメッセージが届けられている一方で、わが国では国防の視点から核保有の議論が見られるようになった。
当事国のウクライナはもちろんだが、NATO加盟国、そしてこの日本も市民の意識を巻き込み、混迷の一途を迎えているようにも見えるこの戦争について、ミュージシャン、そしてアクティビストはどのような考え、どのような想いを持っているのか、またこれから私たちはなにをすべきかを考えたいと思い、TPNW対談で集まった仲間を再度招集させてもらった。
特別対談「核兵器禁止条約の発行とその未来」
2017年7月7日に国際連合総会で採択され、今年1月22日に発効された核兵器禁止条約。核兵器を全面的に禁止する世界初の条約が発行されたことで、これから世界はどうなるのか。我々はどのように考えていくべきか。小誌のオーガナイザーであるガイを筆頭に、核兵器に反対するミュージシャンが集結。その様々な想いを語り合った。
ANTIWAR ウクライナ侵攻に関する反戦声明
2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻について急遽ToFutureの別冊を作成することになりました。
冊子に先立ち、皆様から頂いたステートメントを公開していきます。
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このカテゴリを見る不撓不屈 -NEVER GIVE UP- 坪井直氏を偲ぶ
坪井さんとの出会いはTO FUTURE ZINEのインタビューを最初に依頼した2007年。TVでしかお見かけしたことがなかった自分には反核の怖いお爺さんの印象しかなく、当時の素人に毛が生えたような自分の活動と知識について叱られるのではないかとビクビクしていましたが、実際にお会いするとすごく気さくな方で、反戦、反核以外のお話もたくさん聞く事が出来ました。大いにユーモアにあふれた方でもありました。冊子の性質上その部分は除いて掲載しているのですが、今思うとそのユーモアにあふれた言葉こそ、原爆に直接遭われながら最前線で活動してきた坪井さんのお人柄が伝えられたのでは、と悔やまれてなりません。
インドネシア・アチェ州のPUNK シーン
東南アジア南部に位置する赤道直下の共和制国家・インドネシア共和国は世界一の音楽人口を擁する。
約87%の人口がイスラム教を信仰しているこの国の中でも、スマトラ島北端に位置するアチェ州は13世紀からイスラム信仰の強い地域であり人口の約98%がイスラム教を信仰し、シャリア(イスラム法:イスラム教の経典コーランと預言者ムハンマドの言行を法源とする法律)に基づく州条例を制定する自治権が認められている。
世界と繋がり「成果」を積み上げる~締約国会議に参加して~
私(広島県出身)は被爆地の外で核兵器の問題を考える場を作ろうと思い、「KNOW NUKES TOKYO(以下、KNT)」を立ち上げた。これまで国会議員との面会や若者(30歳以下)の声を集めて「提言書」を作成し、外務省に提出した。オンライン被爆証言会なども行っている。
私たちはウクライナ侵攻直後から、「NO MORE HIROSHIMA, NAGASAKI」を訴える緊急アクションを広島・長崎の友人と共に展開し、「原爆ドームを1000人で囲むアクション」(実際の参加は800人)を行った。
システムを禁止しよう – Message from Peter Chordas “Children of the Ashes”
地球上のすべての生命を破壊することができる武器よりもばかげているのはそれらの武器を有益なビジネスに変える社会経済システムだけ。
現実と理想のギャップを超えて、人から人へと伝播する平和
今年のはじめ、1月22日に核兵器禁止条約が発効され、核廃絶のベクトルが平和に向かって確実に伸びていることを実感しています。
地球環境についても、私が10 代の頃より50 年近くを生きた昨今の方が、様々な保全運動や取り組み、日常での配慮などの動きが明らかに活発になってきています。核兵器の恐怖を自らの経験から証言できる方々や、その当時の状況をうかがい知る機会は年々減っていき、少しずつそんな記憶が風化していく中で被災地である日本だけでなく、世界中の方々が平和のために行動し、その想いが実を結んだひとつの形が先の核兵器禁止条約です。
Train Of ThoughtTrain Of Thought
このカテゴリを見るTrain Of Thought – レンヤ
の日から体調が優れない。
よく分からない気持ちでいる。
悲しみと諦めが自分の中で酷く暴れ、手がつけられなくなっている。
心の中に立ち込めるもやは日々濃くなりもはや自分がどちらへ向かえば良いのかも分からなくなりつつある。
Train Of Thought – 佐久間邦彦
月24日にロシアのプーチン政権が主権国家であるウクライナを侵略してから1カ月半になりました。
プーチン大統領はウクライナを核脅迫で威嚇し武力で侵攻しました。これは武力の行使を禁止した国連憲章に違反した許しがたい行為です。
Train Of thought – GAQ
戦争は醜い。一部の人間の利益、利権、エゴイズム、あいつらからなら奪っても当然と思う差別心、まるで呪いの様な負の感情から生まれてきた暴力の化身だからなのだろう。戦争は日々を平穏に暮らしてる人間の尊厳と未来を根こそぎ無慈悲に奪う。"戦争"その醜悪な手段を決して許してはならない。今日も息を吸い吐き出す様におれは"戦争"を全否定する
GAQ(VOLKIN)
Train Of Thought – CHABE
「核兵器」
たった1発の使用でひとつの都市を壊滅させる兵器。2021年現在、世界には約13,100発が存在している。1980年代の冷戦化70,000発を超える数があり、現在は数は減ったものの、1つの威力は上がってい
Train Of Thought – タテタカコ
市民を巻き込まない戦争はあるのでしょうか。
核兵器の恐ろしさをアメリカをはじめとする世界の核を保有している国へ訴えかけ続けることが必要ではないか、それを説得できるのは唯一原子力爆弾を投下された経験をもつ日本ではないかと思っています。
Train Of Thought – yukaly
核兵器禁止条約、核不拡散条約(NPT)、核の傘、核抑止力、北東アジア非核地帯、日米安保、沖縄、フェイクニュース、コロナ、ウイルス、サイバーテロ、安全保障、戦後レジーム、潜在的核保有、プルトニウム45.5トン保有(2019 年)、
Train Of thought – 安彦恵里香
建物が破壊され続け、命が奪われ続け、日を追うごとに状況が悪化していき、悲しみがお腹の底に溜まり続ける苦しい毎日です。
イラクの時も、アフガンの時も、シリアの時も、香港の時も、パレスチナの時も、ミャンマーの時も、同じ苦しさを抱え続け消えないまま、ロシアのウクライナ軍事侵攻。
「またか・・・」と、さすがにガックリ落ち込んだ2月24日の夜、長崎の林田光弘くんから「広島・長崎緊急同時アクションをしないか」と相談があり、落としていた膝をなんとか立て、翌25日の夜に呼びかけをし、2月26日(土)11:02に、原爆ドーム前でサイレントスタンディングを実行した。
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Continue to the categoryV.A./ TPNW(Treaty on Prohibition of Nuclear Weapons) CD+ ZINE(TO FUTURE) 発売!
2021年8月6日発売! TO FUTURE PRODUCTION & NAGASAKI NIGHTMARE PRODUCTIONより共同リリース!
TF-002 NN-001 / 1CD 24pブックレット+zine付き2750 YEN (tax in)初回プレス枚数(1000枚) にジャケットと同デザインのステッカー付
1945年8月6日、世界で最初のウラニウム型原子爆弾が広島に投下。1945年8月9日、世界で最初のプルトニウム型原子爆弾が長崎に投下。核の時代が始まった。行われた核実験は数千回(2379回)にも及び、世界中に核の恐怖と放射線を撒き散らしながら、今なお13,400発の核兵器が世界に存在する。広島、長崎の被爆者をはじめ、世界中の平和を愛する人たちの尽力により、2021年1月22日、核兵器禁止条約発効。しかし今条約に核保有国は参加せず、唯一の被爆国、日本も参加しなかった。大国間の覇権争い、日米安保条約の名の下に被爆者の想いは踏み躙られるのか?そして我々の未来は?立ち上がった12の国内ハードコアバンド、ミュージシャンが、其々の想いを歌に歌詞に叩きつける!
CDを購入する
収録バンド / 曲名01. C / NAGASAKI NIGHTMARE ** (3:13)02. LIFE /...
To Future ISSUE15 書籍情報
表紙:河村康輔裏表紙 : SUGI構成:友重安純イラスト:西島大介 (漫画家 / dj まほうつかい)発行 : Guy a.k.a. 大小田伸二部数 : 3000部
インタビュー:佐久間邦彦氏 ( 広島県原爆被害団体協議会理事長- 佐久間被団協- )川崎 哲氏 ( 核兵器廃絶国際キャンペーン (ICAN) 国際運営委員 / ピースボート共同代表...