スックン / WANNA
核兵器禁止条約について書かせてもらう機会をいただいたので少しだけ自分の事を書かせてもらいます。
私自身普段生活する中で自分と平和と核兵器について結びつける事は非常に難しいです、平和と言うものが当たり前の今の時代で漠然と生きていたら、いつも頭の片隅に置いてあるはずのものさえ思い出せない事がある、私の祖母は76年前の原爆投下により被爆者となりました、以前父方の祖母は長崎市内に住んでおりそこで被爆しその後逃れた先が今自分が住んでいる島原市でした、祖母は当時のことについてあまり語る事がなかったけどそれでも当時の写真や映像が残っているものを見るとその悲惨な状況がわかる、その祖母も被爆の影響からか心臓を患っており私の父も心臓に病を抱え、そして私自身も13歳の頃に心臓に疾患が見つかりその時初めて自分が被爆3世である事を両親から聞かされました、これは被爆の影響なのかはわかりません、ですが原爆投下から76年目の今でも健康被害は2・3世へと続き今も苦しんでる人、不安を感じている人もいるでしょう。
二度と核兵器で広島、長崎のような被害を出さないように世界が核廃絶の道を進んで行くことを願います。そして本気で何かに打ち込む事ができる今の時代に感謝したい。
